
花粉の季節になると、鼻がムズムズしたり、くしゃみが止まらなくなったりしてつらいですよね。
薬に頼るほどではないけれど、少しでも楽になる方法がないかなと探している方も多いと思います。
そんなときに「カルダモンが花粉症にいい」という話を聞いたことはありませんか。
カルダモンはチャイなどにも使われるスパイスですが、実は昔から呼吸を整える香りを持つスパイスとして知られています。
そのため花粉症の時期に、カルダモンを噛む習慣を取り入れている人もいます。
ここでは、カルダモンが花粉症にいいと言われる理由と、実際の食べ方についてわかりやすく解説します。
花粉症対策でカルダモンを噛む方法

花粉症対策としてよく紹介されている方法は、ホールカルダモンの中にある黒い種を噛む方法です。
カルダモンは緑色のさやの中に、小さな黒い種がたくさん入っています。
この黒い粒が香り成分を多く含んでいる部分です。
やり方はとても簡単です。
- ホールカルダモンを割る
- 中に入っている黒い種を取り出す
- 黒い粒を2〜3粒ほど口に入れる
- 奥歯で軽くすりつぶすように噛む
噛んだ瞬間に、カルダモン特有の爽やかな香りが鼻に抜けます。
この香りを感じることで、鼻がすっと通るような感覚を感じる人もいます。
カルダモンを丸ごと飲み込むのではなく、噛んで香りを出すことがポイントです。
カルダモンが花粉症にいいと言われる理由
カルダモンが花粉症にいいと言われる理由は、主に香りの成分にあります。
カルダモンには以下のような成分が含まれています。
- 1,8-シネオール
- テルピネン
- リモネン
これらはスパイスやハーブの香りのもとになる成分で、特にシネオールはユーカリなどにも含まれていることで知られています。
この香り成分が、鼻や喉に広がることで
- 鼻の奥がすっきりする
- 呼吸が軽く感じる
- 鼻づまりが楽に感じる
といった花粉症改善効果が実感できます。
そのため、カルダモンはアーユルヴェーダなどでも呼吸を整えるスパイスとして使われてきました。
カルダモンは食後に噛む習慣があるスパイス
カルダモンを噛む習慣は、実は日本だけの話ではありません。
インドでは、食後にカルダモンを噛む文化があります。
レストランの会計の近くに、小さなカルダモンが置かれていることもあるほどです。
食後にカルダモンを噛む理由は
- 口の中をすっきりさせる
- 口臭予防
- 消化をサポートする
などが目的です。
噛んだ瞬間に広がる爽やかな香りが、口の中だけでなく鼻にも抜けるため、呼吸が軽く感じることがあります。
カルダモンの黒い粒は何粒くらいが目安?
カルダモンはスパイスなので、たくさん食べればいいというものではありません。
目安としては
- 黒い粒を2〜3粒
- 1日1〜2回程度
くらいがちょうどいい量と言われています。
カルダモンは精油成分を多く含むスパイスなので、大量に食べると胃や消化器に刺激になることがあります。
そのため、香りを感じる程度の量で十分です。
カルダモンの食べすぎは膵臓に影響する?
カルダモンについて調べると、「食べすぎると膵臓に影響がある」という話を見かけることがあります。
これはカルダモンに限らず、精油成分の多いスパイス全般に言われる注意点です。
カルダモンには香りの強い精油成分が含まれていて、消化液の分泌を刺激する作用があります。
そのため、スパイスを大量に摂ると胃や胆のう、膵臓に負担になる可能性があると言われています。
ただし、黒い粒を2〜3粒程度噛むくらいの量で問題になることは通常考えにくいと言われています。
スパイスは「香りを楽しむ程度」がちょうどいい量です。
花粉症の時期にカルダモンを試してみて
花粉症の時期は、鼻のムズムズやくしゃみでつらくなりがちです。
そんなときに、カルダモンを噛んだときの爽やかな香りが、少し楽に感じることもあるかもしれません。
ホールカルダモンの中の黒い粒を、奥歯で軽くすりつぶす。
するとスーッとした香りが鼻に抜けていきます。
スパイスは薬ではありませんが、日常の中で取り入れられる鼻炎対策の一つです。
花粉症が辛かったら、ぜひカルダモンを試してみてください。

